復習のご案内:書籍の第2章(その1):ねじの加工方法とトラブル

  1. p35:ねじの加工法を設計者レベルでよいのでマスターしておきましょう。教科書のこのページは「機械加工」全体から俯瞰したねじの加工法であることをマークしてください。少なくとも、単語を覚えるだけでもOKです。


  2. p36からp45:ねじの加工法を設計者レベルでよいのでマスターしておきましょう。覚えてほしい単語を列記します。

    ① 軟鉄の応力-ひずみ線図、塑性変形
    ② 軟鉄以外の応力-ひずみ線図、塑性変形
    ③ ヘッダー加工
    ④ 転造
    ⑤ 平ダイスと丸ダイス
    ⑥ 切削加工

    単語を覚えたら早速、工場見学に行きます。行先はもちろん、「YouTube」です当事務所は設計者ではなく、設計職人を熱血育成しています。必ず、前記6個の単語を「YouTube」で検索して製造現場を動画で観測(観察)してくださいね。




  3. p47:当事務所のメイン業務は、コンサルテーションです。極力、自慢話は避けますが、図表2-2-1は当事務所のクライアント企業からの協力を得て作成した「ねじトラブル件数のランキング表」です。

    従来の機械要素の専門書やセミナーではお目にかかることのなかったデータと確信しています

    そこで、受講者へお願いがあります。貴社でも、このランキングの作成をお願いします。精密製品と重機の業界では少々ランキングが変わると思います。


  4. p47:ランキングが作成できたら、上位1、2、3を徹底的に改善策を打ちます。そうすると、不思議な現象を経験することになります。それは第4位以降のトラブルが半減、もしくは消滅するのです。これは検図でも同じです。

    上位1,2 、3を曖昧ではなく徹底検図すると、第4位以降の検図は不要となります。
    前述の「徹底的に改善策」の具体例は「E04.復習:ついてきなぁ!失われた『匠のワザ』で設計トラブルを撲滅する」を覗いてみるか、下図の書籍を入手するか、セミナーへの参加をお勧めします。また、当事務所へのコンサルテーションも承ります。




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  5. p47とp48:ここからです。一般的な機械要素の書籍やセミナーとは異なり、この書籍および、本セミナーの相違です。それは超実務教育であり、代表格のトラブル現象とその対策法を復習します。

    それでは、なんと言っても重要な図表2-2-1と図表2-2-2に注力してください。さらに貴社で経験したトラブルが少なくとも1件(1種)はあるはずです。見つかりましたか?






    上記コメントのように、「競争の原理」は意気込みが違います。