5.C(コスト)を刈り取れば設計が楽しくなる

  • 図表32-2をもう一度見てみましょう。
    検図を残して、FMEAやQFDやデザインレビューは、フロントローディングの設計プロセスになっていますが、まだまだ、その前段階がスカスカの状態です。
  • 何をやればいいのかというと、C(Cost、コスト)です。つまり、低コスト化活動です。過剰品質や、客が期待しない多機能を好む、日本企業最大の弱点が「C(コスト)」もしくは「低コスト化」です。
  • Qを固め、Cを確実に刈り取る。そうすると、まず、自分の作品(Output)である設計書を審査してくれることが楽しみになります。次に、競合機と競争できる、または、競合機と戦うことができるのです。
  • ここまでくれば、質問者の不安が解消できます。詳細は近々、本コラムで解説します。または、当事務所のセミナーに出席してください。




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