樹脂設計の職人ワザ:餅は餅屋に聞け!
1.「餅は餅屋」という「ことわざ」とは、・・・
① 何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえ。 また、上手とは言え素人では専門家にかなわないということのたとえ。(故事ことわざ辞典より引用)
② 餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。その道のことは、やはり専門家が一番であるというたとえ。(goo辞書より引用)
どういうことかと言うと、出図を100%とした場合、約70%の完成率ぐらいで、プロの樹脂屋、具体的に言えば、型設計屋と相談しなさい!ということです。
とくに日本人設計者は「我流のオレ流」が非常に多いのです。なぜかというと、日本の学校では「設計工学」という学問が存在しないため、教育プログラムでは、いきなり製図なんです。したがって、工業国の中で、日本企業の設計部には設計書の存在がなく、また、日本人設計者だけが、設計書が作成できないのです。
設計職人というのは、「我流のオレ流」ではなく、常に、他の専門家と相談しながら進めていくものです。
今回のまとめは、「板金部品」「樹脂部品」「切削部品」の内、設計難易度ナンバーワンの樹脂設計の対策は、「餅は餅屋」で解決できます。しかし、 餅は餅屋に相談するという行為は、日本人設計者の泣き所なのです。
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おつかれ様でした。また、お会いしましょう!