1. 前述の事例を読んでいただき、少しは興味を、または、刺激を受けていただけたでしょうか?
    もし、そうでしたら、ここから本題に入りましょう。実は、お料理と同じなのですが、機械材料も真上の標題の通り、使用ランキング順に材料のQCDを学ぶことが設計職人へ近道です。
  2. 図表2は、日本企業におけるとまでは言い切れませんが、当事務所のクライアント企業様の資料を基に分析した「切削材料使用ランキング」です。クライアント企業とは、電気・電子産業、重電機器、重工業、OA機器、EV関連企業です。


    【図表2】

図中48種の切削用材料の内、なんと13種類だけで81.7%を網羅できます。もし、皆さんが学生でペーパーテストを実行するなら、この13種の材料を徹底的にマスターすれば、82点が取得できるかもしれません。
この13種類は冒頭で紹介した書籍「ついてきなぁ!材料選択の『目利き力』で設計力アップ」に譲り、本サイトに以降では、あえて上位50%に絞ることにしました。