復習のご案内:第1章
(技術者向けコミュニケーションと
狩猟民族のマネジメント)
- p11、p12:この両ページは、大変重要なページです。なぜなら、本セミナーのメインテーマが書かれているからです。当事務所が誤解してほしくないことは、本日のメインテーマは「オンライン化(テレワーク)の推進」ではなく、あくまでも、「高速設計法」です。
この高速設計法が、世界中でオンライン化というビジネスツールを使うことにより、海外企業が設計の高速化または、効率化を実現していることが判明したのです。 - p11、p12:その大きな要因が、狩猟民族(海外企業)と農耕民族(日本企業)における一人ひとりの責任感の差と、それを推進するマネジメント力の違い、次に、サブテーマとしてオンライン化に対する慣れにあったのです。
これを紐解き、日本企業のおける高速設計化への糸口を掴んでいただければ幸いです。 - p13:当事務所のコンサルテーション業務は、有無を言わさずほぼすべての業務が「オンライン」となってしまいました。
もちろん、コロナ感染予防のためです。この業務形態や業務でなくても「オンライン飲み会」でも、強く感じることがあります。それは、技術者ほどオンライン業務がうまく浸透していないのです。 - p13:日本でうまくいっているのは、「女子会」や「私立の小中学校」そして「大学の授業」です。その要因をp14の図表1-1-1に分析してみました。
一言でいえば、技術者特有の「コミュニケーション下手」、「コミュニケーション不足」が筆頭に来ました。 - p13:通常の業務でも難しいのが技術者間のコミュニケーションです。ましてや、オンラインとなるとより一層の努力が必要です。とくにリーダーが大変です。
しかし、その大変さを部下の方々全員が理解してあげないとチーム全体での進展はありません。益々、暗くて静かなオンライン職場となってしまいます。 - p15、p16:前述の対策ツールを図表1-1-2に掲載しました。図中におけるグレー色のアイテムは特に重要です。何度か復習してみてください。
- p17:講師が感銘を受けた人物がいます。テレビ出演していたお笑い系のあの人です。そう!「厚切りジェイソン」さんです。
私も驚きました。本テキストを読むとアメリカ人的なマネジメント力をとてもよく理解できます。 - p20からp22:当事務所のメイン業務は、設計コンサルタントです。各クライアントを調査すると、なんと設計部なのに設計書がない!設計者なのに設計書が書けないというありさま。
実は、多くの日本企業に設計書がないのです。設計書を審査することを世界では「設計審査」と呼んでいます。超ガラパゴス大国日本!
それでは本題の質問に入ります。日本人の設計者さん、「監理と管理」の違いを語れますか?
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当事務所の書籍のすべては公立図書館に蔵書されています。購入する必要はありません。 - p23、p24:これは、エレベータスピーチ、日本では「1分間スピース」です。設計審査でのQ&Aや、面接試験のときに役立ちますよ。
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