【↑画像クリックでアマゾンへ移動】

トラブル撲滅から始まり一層の品質向上をと日本企業は求めています。これらすべては「守備」の世界です。
一方、企業内の各部門で「攻撃」ができるのは、設計部しかありません。技術者の四科目である「QCDPa」を提唱している当事務所としては、この四科目で攻撃をしかけられる設計リーダー(設計先駆者)の育成を急務としています。

それでは早速、このセミナーの復習をご案内します。1週間以内の復習をお勧めします。


【ご注意】以降は、1日セミナーの形式を基本にご案内しています。したがいまして、半日や二日コースなどのオーダーメイドセミナーは、サブテキストのページ番号が合わない場合があります。ご了承ください。ご不明点がある場合は、各ページ最後の記載されている「無料質問コーナー」をご利用ください。

復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第1章(コンピテンシー)

  1. p無し:通常、日本企業において、「リーダー」とは係長クラスを示す場合が多々あります。このセミナーや書籍における「リーダー」とは係長クラスではありません。

    そこで、区別をするために「技術先駆者」や「設計先駆者」という単語を使用しています
    因みに「先駆者」とは、当事務所の造語ではなく、立派な日本語ですので、ご安心ください。


  2. p無し:それでは早速、復習に入っていきましょう。お手元には・・・

    ① メインテキスト:下図の教科書、書籍「ついてきなぁ!昇進したあなたに贈る『勝つための設計力』」
    ② サブテキスト:A4縦のコピーテキスト(下図のテキスト標題は一例です)
    ③ 「6W2Hで本日の成果を得る」のシート(1枚)








    【↑画像クリックでアマゾンへ移動】


  3. p無し:講義中に、たとえば「6W2H週報フォーマット」などの教科書にはない資料に関して、ダウンロードをお勧めしました。必要な場合は下記からどうぞ!下記は当事務所の安全サーバーです

    【URL】 http://a-design-office.com/somesoft.html
    【ソフト名】 No.36:匠のオンライン・ワザ集
    【パスワード】online_mbclk


  4. p無し:以下のステップで、下から上へ順番に復習していきます。






  5. p3:戦後の日本製は「安かろう、悪かろう」と国内外から揶揄(やゆ)されていました。それをきっかけに、我が国は1950年代からTQC(Total Quality Control)という概念をアメリカから導入し、品質の向上へと急速に向かっていきました

    「QC活動」「品質保証活動」「QCサークル活動」「QC教育」「QC手法」「PDCAサイクル」・・・このまま続けるとセミナーのテーマを失うのでキーワードだけ並べてみました。

    言いたいのは、日本企業がQ(品質)ばかりに目を奪われるとともに、ビジネスの矛先は「守備」へと回ってしまいました。本日のテーマである「攻めの設計戦略」ですが、企業内の各部門で攻撃ができるのは設計部だけなんです。この部門、つまり、設計部に火をつけることが今、忘れられているのです。


  6. p13からp17:コンピテンシーやコンピテンシー項目、コンピテンシー評価やコンピテンシーモデル・・・この先、聞いたことがないカタカナ文字が数多く出現します。

    p13を常に開いて、皆さんの受験生時代の用語に置き換えてください。そうするとすんなり理解できますよ。とても簡単です。


  7. p20、p21:長い間、技術屋をやっているとだんだん頑固になってきます。頑固になると、わからないことを人に聞かず、「我流のオレ流」を築きあげます。

    挙句の果てに、「自分が一番!」と思い込んでいきます。

    自信を持つことはよいことですが、今一度、自分に正直になって自身のコンピテンシーを求めてみませんか?

    とりあえず、このページではあなたの年齢や役職に相応しいコンピテンシーを認識してください。具体的に言えば、図表1-2-4の右端に記載される数値(偏差値に相当)です。あなたにとっての目標設定です。


  8. p29、p30:では、自分に正直になって、自身のコンピテンシーを、「技術コンピテンシー自己診断ツール」で求めてください。

    面倒くさい???・・・たった15分間のテストですよ

    ただし、このテストは企業に勤務する機械系技術者専用です。もう少し具体的に言えば、機械設計と機械系の生産技術者向けです。その他の分野、たとえば、電気系、情報系、品証系、調達、保全系などは、貴社で準備してください。または、当事務所がご案内いたします。

    この価格の書籍で、企業全部門の自己判断テストの無償提供は不可能です。また、貴社で作成の場合は、当事務所お勧めのコツがありますので、各ページの真下にある「問い合わせ」の青ボタンをクリックしてください。


  9. p32:ここに記載されている「T係長」と「まさお課長」ですが、受講者は、このようなコンピテンシーポイント(点数)はなかなか取れないと思います。この二人は当事務所のクライアントであり、当事務所が設計力向上を指導しているから、この高点数となっています。

    受講者の「技術コンピテンシー」に関して、各コンピテンシー項目の凹凸を初めて認識できたかと思います。いわゆる技術知識の「見える化」です。

    自身の凹凸が認識できたら、後は「年」という単位で自己研鑽(じこけんさん)を促してきださい。焦る必要は全くありませんよ。




  10. p36:「戦略コンピテンシー自己診断ツール」をやってください。前述の「技術コンピテンシー」の自己診断テストは、機械系のテストでしたが、この戦略コンピテンシーのテストは技術系なら部門別はありません。

    なぜなら、技術者系のマネジメントですから。ただし、前記の技術コンピテンシーのテストは所要時間が15分くらいですが、この戦略コンピテンシーのテストは45分ぐらいを要します。

    また、わからないことだらけで、イライラすることでしょう。そのとき、日本人技術者は「なんだこれ!」と直ぐに貶して(けなして)「ポイ!」しますが、隣国の技術者はテストは一旦あきらめ、単語の一つ一つをWeb検索して勉強します






  11. p36からp48:前述の技術コンピテンシーとは「新人からベテランに至るまでの、設計職人として必要な基礎知識」でしたが、このページで解説した戦略コンピテンシーこそが、本セミナーのメインテーマに関わる重要な要因です。


  12. p49:図表1-5-1は、前述を「見える化」した図表です。

    つまり、技術先駆者の力量とは、十分な技術コンピテンシーを備えている技術者であり、その上で成り立つ、戦略コンピテンシーの力量がないと「守備」ばかりのマネジメントとなり、「攻撃」のマネジメントができないと言えます。


  13. p無し:「技術コンピテンシー自己診断ツール」と「戦略コンピテンシー自己診断ツール」・・・設計先駆者なら気が付いてほしい件があります。

    それは、講師は個人での実施をお勧めしたほか、チーム内、課内、部内、そして社内全体での実施をお勧めしました

    そうすることによって、組織全体の設計力に関する凹凸の見える化が実現できます。組織の凹凸を把握していない野球やサッカーの監督は、存在しません。