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このページは左の書籍を使用した「技術者の心得版」です。

心得とは初心者のこと。技術者にとって一刻も早く「即戦力」となれるよう技術を習得していきます。
しかし、そこには道順があり、本書を使用したセミナーはそれを誘導します。

それでは早速、このセミナーの復習をご案内します。1週間以内の復習をお勧めします。

【ご注意】以降は、1日セミナーの形式を基本にご案内しています。したがいまして、半日や二日コースなどのオーダーメイドセミナーは、サブテキストのページ番号が合わない場合があります。ご了承ください。ご不明点がある場合は、各ページ最後の記載されている「無料質問コーナー」をご利用ください。

その1.復習のご案内:実務講座(サブテキスト版)より

  1. p無し:まず、お手元にコピーテキストである「実務講座(サブテキスト版)」をご用意ください。





  2. p無し:講義中に、たとえば「6W2H」などの教科書にはない資料に関して、ダウンロードをお勧めしました。必要な場合は下記からどうぞ!下記は当事務所の安全サーバーです。
    【URL】 http://a-design-office.com/somesoft.html
    【ソフト名】 No.36:匠のオンライン・ワザ集
    【パスワード】online_mbclk


  3. p5:当事務所が推進する技術者の四科目である「QCDPa」は、Q×C×D×Paの掛け算である認識 が重要です。四科目の内、一科目でも0点があれば「=(イコール)0点」となってしまうのです。
    因みに、「QCDPa」とは、Q(Quality、品質)、C(Cost、コスト)、D(Delivery、期日)、Pa(Patent、特許)のことです。


  4. p7:前述の四科目は、Q>C>D|Paの重し付けが存在します。したがって、まずはQを押さえることがコツであり即戦力となります。重し付けの記号「|」の意味は、「>」のような順位はなく、とにかく重要という意味です。


  5. p11:ここでは、匠のワザ集である「匠のワザ(1)から(6)」を紹介しました。この6個のワザを学び、さらに技術者としての修行を積めば決してトラブルを起こさない、また、トラブルを解決できる技術者になれます。

    これに関しては、「E04.ついてきなぁ!失われた『匠のワザ』で設計トラブルを撲滅する」、もしくは、「E05.ついてきなぁ!設計トラブル潰しに『匠の道具』を使え!」で学習します。



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  6. p13:この「トラブル三兄弟」は、前述の匠のワザ(1)に相当します。三兄弟とは「新規技術」、「トレードオフ」、「××変更」ですが、もっとも重要な要因は「××変更」です。

    これに注目した設計活動で、貴社の、または、あなたのトラブル件数を半減できます。それほど、重要な要因です。


  7. p13:ただし、大変困った企業や技術者が存在します。「××変更」ではなく、「変化点」という単語を使う方々です。変化点の探求ではトラブルは撲滅できません。

    なぜなら、「変化点」とはモード系の単語、つまり、ファッション用語だからです。したがって、「変化点」に拘る日本の自動車企業ではリコールが減少するどころか、益々、増加しつつ、リコールの内容が重くなってきています。




  8. p18からp20:是非、貴社独自のトラブル三兄弟の「絵辞書カード」を作成しましょう。6か月おきに掲載写真を入れ替えるモチベーションが重要です。
    また、選ばれた写真の提供者には、「金一封」を呈する社内制度も必要です。褒めただけではダメです。時代は変わったのです。


  9. p21:日本人技術者の悪い慣習は、自分の経験やノウハウを自分自身にため込んで開示しないことです。これでは新人技術者はいつまで経っても成長しません。
    ここで示したエクセル版に前述の経験やノウハウを格納しましょう。これは「知的財産の構築」の一つです。


  10. p22:トラブル完全対策法は、「匠のワザ(3)」に相当します。これを知っているか否かで技術者としては大きな「差」がつきます。なぜなら、「トラブル完全対策法」の名前の通りだからです。


  11. p33からp36:トラブル三兄弟の絵辞書同様に、貴社独自のトラブル完全対策法の「絵辞書」を作成しましょう。


  12. p37:トラブル三兄弟のエクセル版同様のトラブル完全対策法のエクセル版です。あなたの過去トラブルをこのエクセル版で分析してみましょう。この分析によって、トラブル完全対策法、つまり、匠のワザ(3)を一層理解することができます。


  13. p38:Qの次に優先されるのはC(コスト)です。日本人設計者の泣き所かもしれません。


  14. p39からp42:低コスト化会議を実施すると、コストに関する用語の乱れ、知識不足が多くの企業で見受けられます。そこで、ここにコストに関する用語辞書を作成しておきました。

    少なくとも、「定価」「価格」「値段」の使い分けと、「設計見積り」ができる技術者を目指しましょう。

    設計見積りに関しては、「E01.ついてきなぁ!加工知識と設計見積り力で『即戦力』」、「E06.ついてきなぁ!材料選択の『目利き力』で設計力アップ」、「E07.ついてきなぁ!加工部品設計の『儲かる見積り力』大作戦」のセミナーを受講してください。





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  15. p44:低コスト化と言っても素手では活動できません。職人や技術者には道具が必要です。世の中には「5+2」の合計7個の低コスト化ツール(道具)が存在しますが、当事務所が真っ先にお勧めするツールは「コストバランス法(CB法)」です。

    この道具を以って、隣国巨大企業が日本の液晶テレビ、スマートフォン、リチウムバッテリー、白黒レーザー複合機(コピー機)を潰しました。日本企業 の商品はQではなく、Cで攻め込むと容易に潰れます。それほど、Cに無頓着とも言えます。


  16. p45:板金加工は各種存在しますが、設計者はマイナーな加工法を学ぶ必要はありません。英単語同様のランキング順に学べば十分です。

    加工中の動作を見たい場合は、「YouTube」でチェックしましょう。これは、筆者からのお勧めです。工場見学ができないなどと嘆いていないで、代替えの積極的な行動が肝要です。


  17. p46:樹脂成型法も同様です。設計者ならあれこれの樹脂成型法を学ぶより、ランキング第1位の「射出成型」を時間をかけてマスターしましょう。加工中の動作を見たい場合は「YouTube」でチェックしましょう。





  18. p47:そして、切削ですが、これもランキング順に学べば十分です。加工中の動作を見たい場合は、「YouTube」でチェックしましょう。


  19. p48、p49:板金、樹脂、切削用金属は三大部品の材料です。これらを卵や魚などの食材に置き換えた場合、卵料理や魚料理を作るために「料理のワザ」が存在します。
    前述の部品も全く同じです。板金部品、樹脂部品、切削部品にはそれぞれに「設計のワザ」が存在します。





  20. p50、p51:家電品や事務機器の場合、その構成部品からコスト上は「樹脂」「板金」「切削」の優先順位があります。したがって、この順番で低コスト化を図るのが効果的と思われます。

    一方、部品点数からは「板金」「樹脂」「切削」となります。たとえば、図面教育の場合は、この順番での教育が効率的と思われます。


  21. p51:前述は、家電とOA機器の場合かと思い気や、なんと、近年将来のEV(電気自動車)もこの順番と部品比率になっていることに注目してください。
  22. p52、p53:隣国巨大企業の設計者は、「業務指名制」です。野球の選手、サッカーの選手、町の中ではホストやホステスさん、ネールアーティスト、エステティシャン、美容師さんと同じです。

    その業務指名に関して、日本人設計者は指名されません。なぜかと言えば、自分が設計した部品の見積もりができないからです。

    町の蕎麦屋、ラーメン屋、寿司屋に見積もりがてきない店長や経営者がどこにいるでしょうか?ということで、このページでは百円ショップで販売されている50cm定規のコスト(原価)を見積もってみました。


  23. p55:Q、Cと続いて説明したら、次はDです。若き日の筆者は、Dとは(Delivery、期日、納期)と習いましたが、それは今は昔。現在、Dとは「開発スピード」と訳す時代になったのです。訳せない企業が潰れていくのです。


  24. p56からp58:小学校1年生で、スケジュールに関する知識は、p53の「ガントチャート」を習います。日本の社会人にもお馴染みのスケジュール表です。ここで真剣に考えてくてみてください。

    小学校1年生が学ぶ知識で世界企業に勝てると思いますか?

    実に甘い、日本企業です。世界で戦うのであれば、軍隊が使用しているp55に示す「PERT法」を採用すべきです。


  25. p59:技術者の四科目の最後は、Pa(Patent、特許)です。


  26. p6からp62:特許独特の単語をマスターしましょう。


  27. p63:特許調査は、それを専門にしているプロの方々が存在しています。
    一方、一般技術者としても素人の範囲で構いませんから、特許調査をやってみましょう。それは「特許情報プラットホーム(J-PlatPat)」です。もちろん、無料のサイトです。