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日本業の設計部に設計書がない!設計者なのに設計書を書けない!
これは日本企業だけのガラパゴス現象です。
一方、設計書とは確かに書類なのですが、実は「机上試作」と言って「試作1」に相当します。

これによって、開発期間とトラブルが半減することを設計コンサルタントとしてお約束します

それでは早速、このセミナーの復習をご案内します。1週間以内の復習をお勧めします。

【ご注意】以降は、1日セミナーの形式を基本にご案内しています。したがいまして、半日や二日コースなどのオーダーメイドセミナーは、サブテキストのページ番号が合わない場合があります。ご了承ください。ご不明点がある場合は、各ページ最後の記載されている「無料質問コーナー」をご利用ください。

復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第1章:設計書とは

  1. p無し:それでは早速、復習に入っていきましょう。お手元には・・・
    ① メインテキスト:下図の教科書、書籍「ついてきなぁ!『設計書ワザ』で勝負する技術者となれ!
    ② サブテキスト:A4縦のコピーテキスト(下図のテキスト標題は二例です
    ③ 「6W2Hで本日の成果を得る」のシート1枚(表と裏)
    を準備してください。



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  2. p無し:下図に示すステップの下から順に復習します。セミナーのタイトル名にしたがって、左右どちらかを選択してください。ただし、本復習は書籍の目次に準じた左側のステップを基本に復習していきます








  3. p無し:講義中に、たとえば「6W2H週報フォーマット」などの教科書にはない資料に関して、ダウンロードをお勧めしました。必要な場合は下記からどうぞ!当事務所の安全サーバーです。

    【URL】 http://a-design-office.com/somesoft.html
    【ソフト名】 No.36:匠のオンライン・ワザ集
    【パスワード】online_mbclk


  4. p3:日本は鎖国中とは言いませんが、あまりにもガラパゴス化が加速しているようで心配になります。その一つが本日のメインテーマでした。

    それは、「設計書がない!」

    世界の工業国の中で、日本企業の設計部に設計書がありません。日本人設計者だけが設計書を書けないのです。それでも設計部であり、かつ、設計者と呼んでいるのは疑問を感じます。また、設計書を審査することを、世界では設計審査(デザインレビュー、DR)と呼んでいます。


    審査という名の設計プロセスですからその結果は承認と却下、そして再審査があるのはずですが、日本企業の議事録をチェックするとどの企業も承認だけでした。なぜなら、設計書がないため、技術説明会を設計審査と称していたのです。これでもISO9001取得の1部上場企業とは腑に落ちませんね。


  5. p6:2001年CAD元年」というセンテンスを知っていますか?日本ではあのお金持ちの自動車企業から3次元CADが導入されました。そこから生じたのが「いきなり設計」です。

    いきなり3次元CADの前に座り「絵」を描きだす設計者、いや、造形者が発生したのです。エンジニアではなくカンジニアの集団発生とも言われています。

    一方、この「2001年CAD元年」にもう一つの重大な意味はあります。その造形者やカンジニアが生み出す社告・リコールの大量生産です。現在でも、その社告・リコールは毎年減少するどころか増加の一途をたどっています。しかも、その内容は辛辣になってきています。





  6. p6:今一つ、設計者のアウトプットとは何かを職場で真剣に議論しても良いのではないでしょうか?少なくとも、自分でトラブルを発生しておいて、そのトラブル解決のために残業して残業代を儲ける。このような自爆行為はあってはならないことです。


  7. p9:ここでは、負け組の「バックローディング開発」、勝ち組の「フロントローディング開発」の単語を覚えておいてください。注億すべきポイントは、量産開始とともに前者はバックローディング開発のパワー分布、つまり、人手がかかっています。

    一方、フロントローディング開発では、その人手は次の新機種開発に着手しています。前者と後者の大きな違いに驚いてください。したがって、負け組、勝ち組と呼ばれるわけです。





  8. p15:右側が「手抜きの設計フロー」、左側は「正統派の設計フロー」です。前者は何度も試作を繰り返し、我慢ができなくなって市場へ出荷します。左側の試作は原則たった1回です。どちらを選択しますか?本セミナーは、左側である正統派設計フロー」を学びました






  9. p16:繰り返しになりますが、設計者の月給とボーナスは、どのようなアウトプットに対する対価なのか、職場で真剣に話し合う必要があると思います。


  10. p17:設計書が最も効果を発揮するのが図中に示す四角枠、つまり、「主要諸元の決定」の部分です。この部分は「机上試作」とも呼ばれ、いわゆる設計書の中で「試作1(相当)」を実行します。この部分を充実化すると、現物を作る試作はたった1回で済むようになります。本セミナーのタイトルの由来を説明しました


  11. p17:世の中には各業界や分野で、各種の「審査」が実行されています。その図表を見てください。次に、「設計」を見てください。日本の設計者って。情けないと思いませんか


  12. p21:第1章が終了しますが、この後、長い時間をかけたセミナーが続きましたが、何のためのセミナーだったのでしょうか?その一つの答えがこの図表です






    貴社の効果に期待しています。