復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第5章の切削編

  1. p169:いよいよ最後の「切削編」です。

  2. p170:p17に戻りますが、板金編、樹脂編同様に、切削部品に関する加工法のランキングを掲載しました。まずは、上位1位から3位までに精通してください。「ドリル加工」が第4位とは少々、意外でしたね。

  3. p172からp179:これも板金編、樹脂編同様に、まずは単語を覚えることが即戦力の一つです。

  4. p179:あえて、板金編と樹脂編には記載しなかったのですが、図表5-1-10をみてください。注目してほしい所は、その表の一番右側の「公差計算法」の欄です、さらに注目すべき文言は「NCなら分散加法」の部分です。この表の大部分は、多くの専門書にも掲載されているかと思いますが、前述の「公差計算法」の記載は本書と本セミナーでだけです。


    なぜ重要かと言えば、企業の調達部員が第1章の累積公差やNC加工機の特性を知らなければ、どこに発注してよいものか判別がつきません。ここは、セミナー中に隣国巨大企業における生産技術者男女の論争をお伝えしました。大変重要な内容でしたね。お忘れの受講者様は、この画面真下に位置する「お問合せ」ボタンをクリックしてください。


  5. p192とp194:切削部品に関する長さに公差、平面度や直角度の安定性を認識してください。この精度や安定性に対して、お金を支払います。これを「Pay for  Performance」といいます。言い換えれば、「Performance」を万人が認めなければ誰も金を支払う人はいません。


  6. p196からp189:板金編や樹脂編に即戦力を狙って、絵辞書が掲載されていました。しかし、切削編にはそれがありません。悪い設計例と良い設計例が表になっているだけです。どうしてかと言えば、加工作業は熟練工を必要としていますが、設計はそれほどではありません。その証拠に前者は訓練や修行がありますが、設計職にそれはありません。


  7. p199:いかに精度を落とすか、言い換えれば、むやみやたらに高精度を要求しないこと、同、図面に記載しないことが低コスト化には肝要です。とくに加工法で言えば、いかに研削しないことが低コスト部品設計のコツです。ここに、奇妙な図表の使い方を伝授しました。気を付けてほしいのは、このページのノウハウを鵜呑みせず、必ず「当社でも効果あり!」と確信を得た上で、採用してください。前述の確信とは実験ことです


  8. p210からp215:板金編、樹脂編そして、最後は切削編の設計見積りを解説します。ここでは長すぎる「復習」を避け、あえて、p211とp213の練習問題にチャレンジして復習の代替えとしてください。当事務所の手抜きではありません。誤解しないでください。


復習のご案内:実務講座(書籍版)の その他の設計見積り情報

  1. p無し:セミナー後によくある「設計見積り」に関する質問ですが、たとえば、・・・

    ① 塑性加工(ヘッダーや転造加工)
    ② ねじ
    ③ 表面処理、めっき、塗装
    ④ コイルばね
    ⑤ 板ばね
    ⑥ ゴム
    ⑦ 溶接と組立
    ⑧ レーザー切断機、タレットパンチ(タレパン)、ドリル、フライス、マシニングセンター
    ⑨ その他の多種多様な加工法

    という具合に様々な加工法に関する設計見積りをやりたいとの質問を受けます。


  2. p無し:上記①②③④⑤⑥は、下記の書籍、およびそのセミナーへ参画してください。


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  3. p無し:上記⑦は、下記の書籍を入手してください。残念なことですが、この書籍に関するセミナーとコンサルテーションは、現在、隣国巨大企業様との「独占契約」によって、日本国内での実施はできません。申し訳ありません。ご理解ください。


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  4. p無し:上位⑧⑨に関して・・・
    実は、今回の板金編と樹脂編と切削編と上記①から⑨まで、すべてに対応できる、すべての設計見積りができる方法を以下に示します。だったらこちらの方がいいのでは?と・・・受講者様の厳しい声が聞こえてきそうです


    実は以下の方法は、たとえば4人のグループで設計見積りを実施する場合、その加工法の経験者が少なくとも一人いないと設計見積りができないのです。なぜなら、その実務式は以下の通りだからです。
    ・設計見積り=(段取り○○分×工賃)/取り数)+(加工○○分×工賃)・・・たったこれだけです。「工賃」は、前述の「各国の工賃」をお使いください。

  5. p無し:段取りとは、加工開始するまでの準備時間です。加工とは加工している時間です。ということで、経験者でないと算出できまません。なお、実務式は料理にも使えます。ルーを使ったカレーライスや朝食の生卵かけ定食などの設計見積りを算出してみてください。

おつかれ様でした。また、お会いしましょう!