復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第4章:設計思想の上級ワザ
- p無し:第4章は「設計思想の上級ワザ」のタイトルですが、上級ワザとは、競合機を潰すためのワザを意味します。
- p108からp111:その一つ目が「同思想戦略」であり、最適な事例が灯油ポンプです。こんな最適事例はなかなか発見することはできませんでしたよ。自画自賛。
- p114からp119:二つ目の事例が「トレードオフ戦略」です。前述の延長線上で、手動の灯油ポンプにトレードオフ戦略で対抗する電動ポンプの事例をもってきました。これも最適事例として自画自賛しています(笑)
- p122からp139:灯油ポンプよりも身近なボールペンの事例を掲載することで益々、「同思想戦略」と「トレードオフ戦略」を理解してくれると期待しています。いかがでしょうか?
- p142からp147: 日本を代表する自動車企業が低コスト化や開発の効率化を目指して、部品や小組体の・・・
① 標準化
② 共通化
③ ユニット化
④ モジュール化
⑤ プラットホーム化
などを推進していますが、皮肉なことにトラブルも標準化してしまい莫大な金額のリコール損失を発生させていました。今でも続いていることが残念です。それらの主原因を当事務所が調査すると、該当する部品や小組体が弊社の「標準品」だから、「共通品」だからとして、何の意識もなく製品の組み込み、一方で、同、何の疑いもなく設計審査していないことに気が付きました。
したがって、その対策は標準部品や共通部品の一つ一つに「命」を与えることであり、その命の設定が正しいか否かの審査をすることが必要です。
この部分は、・・・
です。さて、「命」とは何のことでしょうか?該当するページを何度も読み返してください。