復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第6章:DQDで勝負する
- p無し:最後の第6章を復習します。第5章で説明しましたが、分厚いBook Typeの設計書、同、冊子タイプの設計書は、時代遅れと当事務所では判断しました。そこでノートPCとエクセルと液晶プロジェクターを使用して、関連部門を集めては一気に設計審査を実行してしまおうというのが「全員設計審査」です。そのエクセル版がDQD(簡易設計書)です。
- p204:第4章で掲載した「正統派の設計フロー」の各項目と下図を比較して、エクセル版設計書であるDQDの仕組みをじっくりと理解してください。
- p205からp219:身近な商品であるおもちゃのプラレールを選択し、豊富なDQDの事例を満載しました。またこの事例は教科書のp209からダウンロードできます。頭で考えていないで、即実行。即トライアルしてみませんか?
- p無し:貴社でも、いや、日本中や世界中の企業がISO9001を取得していると思います。そのISO9001ですが、古い版は「2008年版」であり、新版は「2015年版」と呼ばれています。
もちろん、世界中の企業が新版を適用しています。旧版から新版の内容変更は2割と言われていますが、その中の一つが以下の項目であり、ISO審査員から質問されているはずです。
① この形状に至った「設計検証」はどのようにしましたか説明してください。さらに、そのドキュメントを提示してください。
② この制御回路の「妥当性判断」はどうしましたか説明してください。さらに、そのドキュメントを提示してください。
下図に示すDQDを採用すれば、いとも簡単に説明することができます。
以上です。
おつかれ様でした。また、お会いしましょう!