その4.復習のご案内:内容編

  1. p無し:それでは最後の章に入ります。「内容編」です。


  2. p112:私は中味で勝負するよ!」・・・これは昭和初期の技術者です。
    現在は変わりました。たとえば博士号論文も「タイトルで決める」時代になったのです。
    正確に言えば、中味で勝負するのは当たり前、タイトルから決めにかかってほしいものです。


  3. p113:とは言っても、気合いや根性では決められません。そこで技術者ならではの、技術者専用のツールが必要となります。
    その一つが「QFD」です。いきなり使用してみるのではなく、私生活での使用からトライアルしてください。

    たとえば、最近はやっていない社員旅行の行先、家族旅行の行先、年末忘年会の会場選びなどで応用してから業務に利用してみてください。いきなり業務で使うのは虫が良すぎますよ


  4. p無し:某新聞社の記者希望で就職面接に来た学生の「小泉君」と「阿部君」の合否判定を、もう一度、読んでみてください。
    新聞社の人事に勤務しているあなただとした場合、どちらの学生を採用しますか?


  5. p120:たとえば、社内報の投稿を依頼されたとき、そのアブストラクト(要旨)は300文字以内とします。

    しかし、どうしても200文字への減字数を余儀なくされた場合、どうしても文字数ばかりが気になります。200文字で完成した後に読み返すと、何を言いたいのか、主張部分が希薄になっていることに気が付きます。

    これを回避する方法の講義しました。プレゼンや文章が苦手な技術者にはもってこいのワザです


  6. p122:たとえば壇上でプレゼンの場合、起承転結でパワーポイントを作成したつもりでも、所詮、素人です。会場の聴衆に口調でヤマ場の「転」に繋げることは無理です。
    そうでしたら、プロらしい恰好など付けずにそのまま、「転」に繋げるセリフを、そのまま言ってしまいましょう。以下の3つほどの例があります。

    ・さて、どうなったでしょうか?
    ・ここまではうまく行ったのです。しかし、現実は・・・
    ・この後、予想もしないトラブルに見舞われました。それは・・・


    皆さんも、この繋ぎのセリフを考案してみてください。


  7. p124、p125:セミナーの座学で学んだら、まずはこのブログで復習。そして、次は実践です。折角、丸一日の業務を止めてセミナーへ参画したのですから、身に付けなくてはもったいないですよね。


  8. p無し:たとえば、当事務所のコンサルテーション契約したクライアント企業様では年2回、必ず開催していただく行事があります。それは「失敗事例発表会」です。

    8/11と12/26の年2回の開催です。ここで本日に学んだコミュニケーション・ツールを実践していただいています。

    一方、ほぼ毎月開催されているのが設計審査です。ここでも当然、コミュニケーション・ツールを駆使します。




  9. p128:必ずボスは中央に着座します。脇から、または、両脇から質問があった場合、あなたが解説(回答)する場合、最後の文言は必ず、そのボスの目線にもっていくことが好印象の一つとなります。

    たとえば、「そうなります。」と回答したとき、「ます。」の部分では、すでにあなたの前方に着座しているボスの目線に合わせます。

    目線を合わすことが苦手な人は、相手が女性であっても、ネクタイの結び目に目線をもっていけば、その「苦手」はあっという間に解消されます。


  10. p132からp137:阿部さん、田中さん、小泉さんの音声、そして彼らのスペクトラムアナライザをみて、口調、抑揚、句読点などのブレスを復習してみてください。
    ダウンロード先はp134に記載されています。
  11. p無し:さあ、この後はあなたの積極的な実践に期待しております