復習のご案内: ピラミッドの第2章:現地化戦略に必要な設計知識
- p58からp60:S社製VTRベースの国内生産とN社製VTRベースの中国生産の相違が理解できますか?
部品を見ただけで、判別できるように再度、教科書を読んでみましょう。とくに重要なp60を復習しましょう。
また、VCCI規制など、日本人機械設計者は電気的な知識が貧弱です。 - p66からp71:ちょっとスキップしたいページですよね。しかし、これらのページに記載される一つひとつの単語だけでも理解しないと設計見積りができません。何度も読み返してください。
- p72:図表2-2-4の調査に当事務所は約1年半の日時を費やしました。是非、このデータを活用してください。
ちなみに、インド人との契約は、中国人との契約の10倍のエネルギーを費やすと言われています。詳しくは語れません。 - P74:講義中、ちょっとキツイ話をしました。それは、「街中(まちなか)で、もしくは海外でコスト見積りができないのは日本人設計者だけです」と。
このページでは、身近に存在する学食や社食や研修所のカレーライスの原価と定価を求めてみました。いきなり技術的な知識の習得よりも、身の回りの疑問や不思議の解消を優先してみましょう。 - p77:さらりと飛ばしてしまいがちな図表2-3-1。この図表を理解できなければ、現地化や海外生産は困難になります。何度も何度も、復習してください。
- p78:実は、「日本企業における海外生産の60%が失敗!」なんです。このようなこと、日本のメディアは報じません。これが陳腐化した「日本!ものづくり!」の根源です。
その理由を、このセミナーを通して自己分析してみましょう。職場で話し合ってみましょう。二度と「失敗」を繰り返さないために。
一方、「技術立国日本!」をテーマにしたNHKのプロジェクトXは、既に放送終了しているのです。知らぬは社長と投資家なり。