復習のご案内: ピラミッドの第5章:締結の組立知識
- p170:第4章のp162や図表4-6-2で、機械要素の中でも使用頻度の高い「Eリング」と「Cリング」を取り上げました。本章は、その「Eリング」と「Cリング」に特化して解説しました。
- p170:そのような訳で、この第5章はたったの10ページしかありません。とくに、ここで特筆すべき項目はありませんが、以下に要点だけ記載しておきます。
- p171からp173:図表5-1-1より、Eリングは軸用、Cリングが軸用と穴用があります。ともに、一度装着したEリングやCリングは、再使用は原則禁止です。
- p174:図表5-1-2における表の右端、「比較項目に関する相違点」は、設計職人として必須の知識です。
- p176からp179:他の講師や他の書籍で、「Eリング」と「Cリング」のコスト比較を解説することはありません。なぜなら、設計経験のない学者が執筆している場合が多いからです。
書籍「ねじとばねから学ぶ!設計者のための機械要素」は、使用頻度第1位と第2位の「ねじ」と「ばね」に特化した専門書であり、これをメインテキストにしてセミナーを展開しています。(復習ブログのE15を参照)
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この「ねじ」と「ばね」同様に、「Eリング」と「Cリング」のコスト情報を把握しておきましょう。
とくに、p178の記載した厳さんの会話が現実です。 - C20:日本企業がいきなり海外で拠点を立ち上げ、現地化を進めるのは無謀です。なぜならば、多くの日本人は幼少時から外国人と接していないからです。
貴社やあなたがグローバル化や現地化を目指すならば、国内でも外国人を積極的に採用し、事前に「人」に慣れることが必要です。