#日本製品の脆弱性 #低コスト化ができない日本企業
当事務所の得意な専門のひとつは、徹底した競合機分析から競合機を攻める技術指導です。
競合機分析のその後は、新企画を立案指導して、競合機を潰します。
日本製品は「Q」一本で製品化していますので、「C」や「D」で攻め込むと容易に潰れてしまいます。
【お願い】
「日本製品を潰す」などと言う過激な表現になっていますが、そのままを理解するのでなく、真逆の「潰されないための手段」として理解してください。
1.若手設計者の悩み
- 当事務所の人気コンサルテーション、および、セミナーメニューの一つに「超低コスト化設計法」があります。
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その出席者からよく質問されることは、「日本企業はQ(Quality、品質)ばかりに熱心で、C(Cost、コスト)とD(Delivery、期日)が隙間だらけではないですか?」と。 - その通りです!当事務所のTwitter内の旧プロフィールには以下のように記載されていました。
① 日刊工業新聞社刊「ついてきなぁ!シリーズ」全15冊の著者
② 日経BP社刊「ライバルを打ち負かす設計指南書『攻めの設計戦略』」の著者
③ 専門は、徹底した競合機分析から競合機を攻める技術指導、攻める逆手法で企業の設計改革と設計者への熱血育成の設計コンサルタント。
③に注目していただき、以降に進みます。 - 日本製品は「Q」ばかりにこだわり、「Q」しか管理していません。そこで、Qの次に重要な「C」や「D」にミサイルをぶち込むと容易に潰れます。
ちょっと、しぶとい製品の場合には、「Q」と「C」を1本に束ねて「CP」、つまり、コストパフォーマンスというミサイルをぶち込めば、二度と這い上がれなくなります。 - その事例が・・・
① スマートフォン
② 液晶TV
③ リチウムイオン二次電池
④ 白黒レーザー複合機(コピーマシン)
⑤ 白物家電
です。
どの製品も二度と這い上がれなくなっていることに気付いてください。維持しようと頑張るほど「赤字」になっていきます。今では、企業の「がん細胞」と揶揄されます。