当事務所のコンサルメニューに「技術者の四科目 QCDPa」があります。
「競合機潰し屋」と呼ばれる当事務所ですが、「Q(品質)」ばかりに拘っている日本製品は「C(コスト)」に強力なミサイルをぶち込むと、容易潰れます。
これは、前回の「D16.日本製品の具体的潰し方(コスト編)」で解説しました。
それでは今回は、基本である「Q(品質)」での潰し方を解説します。
【お願い】
「日本製品の具体的潰し方」などと言う過激な表現になっていますが、そのままを理解するのでなく、真逆の「潰されないための手段」として理解してください。
1.まず初めに
- 前回コラム「D16.日本製品の具体的潰し方(コスト編)」で、「C」に関する具体的な潰し方を解説しました。
今回のコラムは、Q(Quality、品質)、C(Cost、コスト)、D(Delivery、期日)、Pa(Patent、特許)の内、最も効き目のある「Q」に絞って解説します。 - ここで、少々まとめておきます。商品というのは、前述の「QCDPa」で成り立っています。これは、当事務所のオリジナル用語であり、「技術者の四科目」と呼び、重要なコンサル・メニューの一つです。
ということは、競合機を潰すためには、この四科目で潰せば良いわけですが、それには最適な武器を準備し、使い方を理解して訓練が必要です。その道具とは・・・
① Qで潰す:シンプルFMEA(今回、解説します)
② Cで潰す:コストバランス法(「D16.日本製品の具体的潰し方(コスト編)」であり、解説済みです。セミナーとコンサルで熱血指導しています。
③ Dで潰す:セミナーとコンサルで指導しています。当事務所のノウハウが含まれております。ご期待ください。
④ Paで潰す:TRIZ40を使用します。セミナーとコンサルで指導しています。
⑤ QCDの三科目で潰す:下記書籍の第4章を参照してください。また、セミナーとコンサルで指導しています。
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