復習のご案内:実務講座(書籍版)の 第4章(FTA)

  1. p無し:講義中に、たとえば「6W2H」などの教科書にはない資料に関して、ダウンロードをお勧めしました。必要な場合は下記からどうぞ!下記は当事務所の安全サーバーです。

    【URL】 http://a-design-office.com/somesoft.html
    【ソフト名】 No.36:匠のオンライン・ワザ集
    【パスワード】online_mbclk


  2. C22:前述は、当事務所に「トラブル撲滅のFMEAを指導してください!」とFMEAを指定してくるお客様がいます。

    しかし、前述のチコちゃんをもう一度みてください。FMEAとはQ(品質)に関わる教育や指導の最上段に位置しています少なくとも、FMEAの一つ手前にはFTAがあることを認識してください





  3. p無し:六本木回転ドア事故のビデオを鑑賞して、回転ドア部分のどこでも良いからセンサーを多数個設置すればよいと単純に思いませんでしたか?「匠のワザ集」を理解しなければ、設計審査もFMEA審査も実施できないと思いませんか
    講師はなぜ、第2章にフルパワーをかけたのかを理解していただければ幸いです。


  4. p146:FTAとは、新人技術者が学ぶ「特性要因図」と同じと理解しても過言ではありません。図表4-1-1には代表的なFTAが掲載されています。

    たとえば、大病院や大工場の停電防止システムです。その図表には「ANDゲート」と「ORゲート」の記載があります。

    FTAの専門書に筆者でも頭が痛くなるほどの多種多様なゲート記載されていますが、複雑化するほど一般技術者からは敬遠されますし、複雑化するほど「百害あって一利なし」へと近づきます。

    したがって、一般技術者なら、ANDゲートとORゲートで十分ですし、むしろ、当事務所のコンサルテーション指導では、ANDもORも省略しています。省略とは、クライアント企業では使わないという意味です。


  5. p151:FTAの取説は、p154からp160のたった7ページ、A4換算ならたったの4ページ分しかありません。

    ここで重要なポイントは前述の「特性要因図」も本項のFTAも原因探しではなく、要因探しであることです

    これを間違えると、結果や対策内容が変わってしまうので要注意です。要因探しは別名、「良い子と悪い子の差」「同、バラツキ」などとも呼ばれます。


  6. p168:かなり貴重な隣国EV社のリチウムイオンバッテリーに関するFTAです。


  7. p171からp171:FTAの貴重な活用事例です。さらりと解説していますが、あなたや貴社にとっては、重要な事例であり、当事務所のコンサルテーションメニューの一つです。


  8. p無し:エアバック事件で、日本の社会問題まで発展したタカタの新聞記事を紹介しました。タカタの根本原因は、日本企業独特の曖昧な判断、つまり、「保留」や「条件付き承認」です。

    世界の企業で、設計審査の判定は「承認」と「却下」しかありません。

    さらに、爆薬を使用するエアーバックにも関わらず、その組立作業が手作業であったという点に絞られると思います。まるで、開発途上国の企業のようです。


  9. p無し:普段の生活の中で様々な事件が起きています。その対策は、今回のセミナーで伝授した「匠のワザ集」や「4+1」で、すべて解決できると当事務所は確信しています。

おつかれ様でした。また、お会いしましょう!