4.がんじがらめの設計審査(DR、デザインレビュー)とは?

  1. 様々な人が様々な定義をしています。その代表格が設計審査。定義がないと、競い合って複雑化していきます。

    「どうだ!私の定義こそが非の打ち所がない完璧な設計審査システムだぞ!」とばかりに、あれもこれもと、不要な審査資料を用意させます。定義者は、現役を退いた技術者から変貌し、評論家となります。当事者ではないがゆえに、なんでも言い放題です。

    その多くは、セミナーの講師に反面教師を観測できます。


  2.   社告・リコールが慢性化している大企業の場合は、企業体力があるのでこれでも良いかもしれません。しかし、日本の工業界100万社の内、99.6%の中小零細企業では、このような設計審査システムは、たまったものではありません。


  3. 設計の基本プロセスである設計審査が、このような状態では、いつまで経っても日本企業の設計力の底上げは困難ですし、大小のトラブルや社告・リコールは、いつまで経っても減少するはずがありません。
    まして、グローバルで戦うなどは、夢のまた夢ではないでしょうか?


  4. 詳細は、本コラムの「F08:お通夜と虐めの会がデザインレビュー?」、同、「F25:間違いだらけの開発ステップ」が参考になると思います。
    または、下記書籍、「ライバルを打ち負かす設計指南書『攻めの設計戦略』」(日経BP社刊)の項目6-2、「がんじがらめの設計審査資料は百害あって一利なし」を参照してください。
    くり返しますが、・・・
    当事務所の書籍は、全国の公立図書館に蔵書されています。最近は、パクリ本が多いので、いきなり新刊書籍を購入ぜず、図書館で借りましょう。




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