復習のご案内:第4章:切削部品:設計サバイバル術の応用
- p無し:やっと最終章に入りました。
- p189:前章の樹脂部品同様に、切削部品の前回はその基本編、ここでは応用編を復習します。図表4-1-1を見てください。下図です。
前章では、サバイバル術の「大道具」を復習してきましたが、本章における「応用」とは図中の「小道具」のことです。
図中赤枠の下方に、「設計センスを身に付ける」と、抽象的な表現で記述されていますが、「設計センス」とは、設計職人が使用する様々な設計ワザです。この後、復習しましょう。 - p144:ちょっと前に戻って、第3章の図表3-5-4を見てみましょう。左側の丸印部が検査を考えない初心者の設計です。
一方、右下がベテランのワザです。理解できない人はp144を全部読んで復習してください。 - p195からp200:ボール紙や段ボールで「箱を作ってください」「設計してください」となると、所詮、紙ですから小学生や中学生の夏休みの宿題のようにできるかと思います。
しかし、それが金属切削となると、途端に躊躇してしまいます。世の中の職人とは修行を積みながらあるパターンを学んでいくものです。
そのパターンの一つが図表4-3-2です。これが切削または鋳物で箱を設計する場合の「型」なのです。「型」とは柔道や空手の「型」です。 - p203からp212:板金部品と切削部品によるハイブリッド設計です。とくの、家電やOA機器では図表4-5-5の「カシメ」を多用しています。
自慢話は極力避けますが、専門書やセミナーでは「カシメてください」とか、「カシメ加工が良く使われます」で終了します。
実は教えられないのです。
したがって、受講者の皆さんは数値による実務設計をマスターしてください。
おつかれ様でした。また、お会いしましょう!