復習のご案内:第5章

  1. p156:だいぶ終盤に来ました。第5章に入ります。

    下図を見てください。川の上流である企画段階のミスを気が付かないまま貴社の全精力を欠陥商品の開発に費やすほど無駄な行為はありません。

    一方、終盤の検図でのポカミスは、もう後戻りができないところまで来てしまっています。ここでのミスは量産を延長するか、中止にするしかありません。





  2. p157:このページには「商社マンに笑われた日本企業の検図」と題してイラストがありますが、なぜ、商社マンに笑われたのか理解できましたか?

    もし、セミナー中の解説を聞き漏らしたなら、このページの一番下に「お問合せ」の青ボタンがありますので、クリックして当事務所への質問メールをお待ちしております。


  3. p158:真の検図」とは、当事務所の定義としては、下記のイラストに象徴されます。つまり、机上には図面、そして、DQD(簡易設計書)による審査結果、シンプルFMEAの審査結果、金食い虫の試作評価結果の3種の資料が必要です。

    そして、それらの結果がきちんと図面に盛り込まれていること、その照合を「真の検図」と言います。





  4. p160:ポカミス防止からやっと「検図」の単語が本格的に出現してきました。検図には、本来、「機能検図」や「生産検図」という単語は存在しません

    誤字脱字や寸法漏れが検図だと思っている企業や技術者が多いために、講師の私より遥かに先輩の方が、その企業や技術者のことを優しく指導するために、真の検図を「機能検図」と「生産検図」を造語したのです。






  5. p160:機能検図の中に、「機能性」「安全性」「環境性」から始まって、「分解性」「3R」「設計見積り」で終わりになっています。

    ここで「p13」を開いてください。

    前述した黄色の枠内にある項目を検図できますか?少なくとも、講師は「真に検図」ができるようにと、本日のセミナーで伝授してきました。その一つのヒントは、以下の工程チェックへの変更です。図表5-1-6を見てください。


  6. p164:図表5-1-6の講義を聞いて、受講者の皆さんはどう思われましたか?

    「商社/銀行」「農業」「生産」「設計」という具合に大きく4つの職業を取り上げましたが、検査(検図)が最も進んでいる業界は「農業」だと思います。

    なぜなら、直接に口に入る農作物の安全性重視から、かつてのファイナルチェックをプロセスチェックへと改善することで安全検査の精度を上げることができたのです。これが(下図)が一番のヒントです。






  7. p172からp176:ところでDQD(簡易設計書)ってなんなの?ということでこのページを読んでください。書き方なら、p172からp175、DQDの仕組みならp176を読んでください。

    さらに、本格的にDQDを学びたいのであれば、以下の書籍をお勧めします。「E02:ついてきなぁ!『設計書ワザ』で勝負する技術者となれ!」もしくは、「E13:ついてきなぁ!機械設計の企画書と設計書と構想設計」のセミナーもお勧めです。

    後者の方が易しいです。また、貴社が20年、30年と設計書なき手抜きの設計行為をしていた場合、設計書文化の根付きや設計改革を当事務所へ依頼した場合、約4、5年がかかります。しかし、その怠けていた年数より遥かに短い期間で改革を足し遂げられると考えればお安いものです。




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  8. p180からp183:DQD同様に、シンプルFMEA(3D-FMEA)って何?という場合はこのページを読めば理解できます。

    しかし、さらに学習したい場合は、「E04:「ついてきなぁ!失われた『匠のワザ』で設計トラブルを撲滅する」と「E05:ついてきなぁ!設計トラブル潰しに『匠の道具』を使え!」を読んでください。

    セミナーへの参加や当事務所へのコンサルテーションも受注いたします。後者は、貴社のトラブル件数、もしくは、トラブル損失費を半減します。




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    とりあえず書籍の入手なら、後者の1冊だけで事足りると思います。このコンサルテーションは、前述DQDと並んで当事務所のドル箱メニューとなっています。


  9. p199からp201:図表5-5-8の図面に関して、本セミナーが主張する「真の検図」をトライアルしてみてください。復習としては、一字一句を読んで理解してください


  10. p203からp204:図表5-5-11の図面に関して、本セミナーが主張する「真の検図」をトライアルしてみてください。復習としては、一字一句を読んで理解してください。


  11. p205からp206:図表5-5-12の図面に関して、本セミナーが主張する「真の検図」をトライアルしてみてください。復習としては、一字一句を読んで理解してください。
    理解した後は「実行(実践)」を期待しています。