3.一般的なコミュニケーション能力とは・・・
- あるいくつかの企業では、管理職や営業系、総務部や調達部のコミュニケーション研修に技術者も一緒くたに押し込んだ安易な研修が行われています。「傾聴力」などというタイトルの座学を挟んで実習が盛り込まれ、ペアで向き合い、相手の話に傾聴します。
- 筆者も現役中に強制参加させられましたが、何の印象すら残っていません。前述の傾聴力は、本来、部門問わずのコミュニケーション能力の基本であると信じています。
- しかし、技術者には、別のコミュニケーション能力も必要なのです。それは、「技術者専用:コミュニケ・プレゼン講座」です。
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4.技術者向けコミュニケーション能力とは・・・
- データをもって相手を説得する技術者には、前述の画一的なコミュニケーション能力では目的を達成できません。技術者には技術者向けのコミュニケーション能力が必要なのです。
- さらに、図表1-2に示す7個のコミュニケーション道具が必要です。
- 道具を使いこなす・・・これまさしく、技術者らしいコミュニケーションのあるべき姿でしょう。
- コミュニケーションとは、ひとりや無機質な物体を相手には成立しません。人という相手あってのコミュニケーションです。新入社員だけでなく、環境に慣れきったはずの指導者(上司)も、コミュニケーションが苦手な人が少なくありません。
- 次回からは、図表1-2に記載される道具のひとつ一つを解説します。新入社員や上司の方々もご期待くださいね。
おつかれ様でした。また、お会いしましょう!