【質問-7】
隣国の巨大企業における開発整員は、プロ野球の選手やプロサッカーの選手、夏の全国高等学校野球選手権大会や箱根駅伝の選手同様に人選(指名)されると、國井先生からお聞きしました。
また、会議室やセミナー開催時における座席の位置に関して、居室後部席に座ると、業務指名されないともお聞きしました。それは、何故でしょうか?

  【回答-7】
一般的に、やる気のある学生は前席に、やる気のない学生は教室の後部両端の席を好みます。もちろん、前述は学生の場合ですが、これがそのまま、日本企業の技術者にも当て嵌まります。残念ですね。人選が必要な部長ならば、ここまでわかっていて、わざわざ居室後部両端に座るやる気の無い技術者は指名したくはないと思いませんか?

勝つことが目的の社会人スポーツの監督にとって、すべてのポジションにおける選手は優秀であり、やる気満々の選手を指名したいのは、当たり前の任務だと思います。前述の監督を企業の部長に置き変えれば、容易に納得できると思います。

1.2-6-2の法則

「2-6-2の法則」・・・これは一般にも知られていますが、とくに教育界では有名な法則です。企業に置き変えた場合の図表1を見てみましょう。学校、社会、企業、営業、技術者などの集団には、組織を牽引する2割の優秀層、可もなく不可でもない6割の中間層、そして、いつの時代にも注目されない下位層の2割で構成されていると言われています。

【図表1】

突然ですが、コンビニの商品に置き変えてみましょう。
まずは、2割が良く売れる商品であり、大人の目線に位置しています。それが、おにぎり、サンドイッチ、巻きずしの類(たぐい)です。次の6割の商品は、棚の中段に置かれています。中段といっても大人の目線より下です。その商品は乾電池やバンドエイド、各種文房具やストッキングなどでしょう。最後が全然売れない2割の商品、これらは床とほほ同一面の棚に設置され、土埃が付いています。
たとえば、荷造り紐、ガムテープ、タオル、ストッキングなど。売れないのですから、店から排除すればよいと思いますが、それでは「コンビニ(コンビーニエンス、convenience)」の名が廃(すた)ります。

さて、ビールが美味しい季節ですね。
それでは、宿題です。コンビ二で最も売れているビール、もしくは発泡酒の銘柄はなんでしょうか?  お店に行けば、すぐに答えが得られるはずです。答えは、30年間ヒットし続けているA社の「S」です。ところが、沖縄にいくとがらりと変わって「O(オー)社」です。なぜか、沖縄の太陽とお似合いのビールですから不思議でなりません。Oビール最高!沖縄最高!と唸ってしまいます。